虫歯治療

ここでは、虫歯の治療についてご紹介していきます。虫歯は進行段階によって治療の方法が変わってきます。

進行度で異なる虫歯の治療

ごく初期段階の虫歯(C0)

C0といわれる、虫歯の前段階の状態。酸によって歯が少しダメージを受けているものの、まだ穴までは空いていない歯のことです。歯の色が少し濁ったような色になっているのが特徴です。この段階の歯は再石灰化で虫歯が修復される可能性があるので、ブラッシングやフッ素塗布などを行うのみです。

治療費目安 1本250円
通院回数目安 1回

痛みを感じない虫歯(C1)

歯の表面のエナメル質が溶けて小さな穴が開いている状態。この段階では、傷みや飲み物がしみるなどの自覚症状は出ていません。ですが、C1の虫歯になると歯の再石灰化が期待できないため、虫歯の部分は削るしかありません。削り取った部分にはプラスチック製の詰め物(コンポジットレジン)を詰めます。

治療費目安 1本1,000~2,000円
通院回数目安 2回

痛みを少し感じる虫歯(C2)

冷たい飲み物を飲んだ時などに痛みを感じる状態。この場合は、虫歯はエナメル質の下にある象牙質にまで進行している状態で虫歯の中期段階になります。虫歯の箇所は削り、詰め物を使って治療します。

C1同様コンポジットレジンを使うことも多いですが、奥歯などには銀歯を使うこともあります。

治療費目安 コンポジットレジンなら1本1,000~2,000円
銀歯なら1本2,000~3,000円
通院回数目安 2回

強い痛みのある虫歯(C3)

何もしなくても強い痛みを感じる虫歯。この段階の虫歯は神経にまで進行してしまっているので、激しい痛みを感じます。冷たいものだけでなく、熱いものもしみるようになります。

こうなってしまっては神経を取り除く根管治療を行う必要があります。虫歯になっている部分を削り、神経を取り除いて中をきれいに掃除します。炎症が治まったら歯の中に薬を詰め、差し歯を入れるための土台を作り、その上に被せ物(クラウン)を入れます。

治療費目安 1本3,000~7,500円(保険内)
通院回数目安 5回

神経が死んでしまい、痛みも感じないほど悪化した虫歯(C4)

虫歯が痛む状態を放置した場合、やがて神経が死んで痛みすら感じない状態の末期の虫歯になります。

こうなってしまうと歯を残す治療は困難になるので、抜歯する必要があります。麻酔をしたあと抜歯を行い、歯を抜いた部分にインプラント・部分入れ歯・ブリッジなどを入れる治療を行います。この段階の治療では、保険外治療での治療を選択する人も多いようです。

治療費目安 1本5,000~40,000円(保険内)
1本150,000円~900,000円(保険外)
通院回数目安 ブリッジ2~4回
義歯(部分入れ歯)2回
インプラント治療4~5回

最新の虫歯治療法・ヒールオゾン法とは

ヒールオゾンは、ドイツのカボ社によって開発された虫歯予防システムです。塩素の7倍の殺菌力を持つとされる「オゾン」を歯に照射することで虫歯菌を殺菌し、歯の再石灰化を促進します。

この方法では99%以上の細菌を殺菌できるといわれています。ヒールオゾンを使うことで歯を削る量が少なくすみ、神経(歯髄)を残せる確率があがります。また、薬剤も使用しないので安全性も高く、治療時間も短時間で済むなどメリットの多い方法です。

現在、日本では医療機器としての認可が下りていないため取り扱いは少ないですが、治療費は歯1本につき3,000円~が目安です。