子供の矯正

ここでは、子供の歯の矯正について詳しく調べてみました。子供の歯並びが気になったら、できるだけ早めに矯正治療をはじめましょう。

子供の矯正の重要性

近年、食文化の変化によって顎の骨が未発達のお子さんが増えているそうです。噛む力が弱く、あごが小さいまま永久歯の生え替わりの時期を迎えてしまうと、歯がきれいに並ぶだけのスペースが十分に確保できず、永久歯が乱れて生えてきて歯並びが悪くなってしまいます。歯並びの悪さは見た目の問題だけでなく、様々な弊害を体に及ぼします。

歯並びや噛み合わせの悪さによる弊害

  • 頭痛や肩こり、姿勢の悪さなどを引き起こす可能性がある。
  • 見た目のコンプレックスから、思い切り笑えなくなってしまう。
  • 歯磨きがうまくできず、虫歯や歯周病の原因になる。
  • スムーズな発音ができなくなる。(舌の位置がずれるため)

歯並びの悪さをそのままにしてしまうと、子供の心や体に様々な悪影響が及びます。学校の検診などで、「不正咬合」と診断されてしまったら、歯科医に相談の上早めに治療を開始することが肝心です。

小児矯正のメリット

子供の歯並びが気になるので矯正を考えているものの、どこに通えばよいか分からないなど、不安を感じている人は多いのではないでしょうか。矯正はいつでもすることはできますが、子供のころから矯正を始めるメリットもたくさんあります。

小児矯正の受診意向の高さ

インターネットで行った矯正歯科の受診動向に関するアンケート調査によると、歯科矯正は子供のころ、または30代くらいまでの比較的若い時期に受診している人が多い傾向が見られます。矯正治療を考えるタイミング、行うタイミングとしては子供のころが適切といえるかもしれません。事実、自分よりも子供に矯正治療を受けさせたいと考えている人が多くなっていることも調査結果に表れています。また、子供の受診意向が強い人は、クリニック選びの際に日本矯正歯科学会の認定医であることを重視する傾向にあり、通うのに時間がかかっても名医と評判の矯正専門歯科を選びたいという結果が出ています。このことから、自分の矯正治療よりも、子供の歯科矯正の方が慎重にクリニック選びをしていると推測できます。

矯正歯科の受診をためらう理由をたずねた項目では、受診意向の高い層では、治療期間の長期化や治療時の年齢、クリニック選びに対する不安が目立ちました。歯の矯正治療に関しては、子供のころから治療を始めた方が、その後の成長にとってプラスになることは間違いありません。早くから治療を始めることで、大人になってから治療を始めるよりも短期間で治療を終えることも期待できます。認定医のいるクリニックなら、豊富な経験のもと丁寧な説明や検査をしてくれるので、不安に感じていることがあればまずは相談してみましょう。

痛みが少なく取り外しも可能

子供の歯並びをきれいにしてあげたい、そう思うのは親心です。ただ、歯科矯正は費用が高額なので、絶対に失敗したくないですよね。いつでも矯正できるなら、大人になってからでもいいじゃないかと思うかもしれません。しかし、歯の矯正をするなら子供のころから始める方がたくさんのメリットを実感できます。

最大のメリットは、仕上がりの美しさ。あごが成長している時期に合わせて矯正してあげることで、あごの曲がりや、歯並びが悪く生えてくる歯を減らすことができるからです。乳歯が生えているときに歯並びを改善するため、装置をつける期間が短くて済み、結果として永久歯を抜歯する可能性も減ります。手術の必要性もなくなるため、歯やあごにかかる痛みなど負担を軽減することも可能に。一方、デメリットとしては、固定式装置の場合は虫歯になりやすいことがあげられます。装置が複雑な形をしているので、磨き残しが出やすくなってしまうのです。しかし心配はいりません。小児矯正で使われる装置は取り外し式のため、食事や歯磨きの時には外すことができます。いつもどおり歯を磨いていれば虫歯のリスクを減らすことができるので安心です。早い時期からきれいな歯並びを手に入れて、子供が自信を持って笑えるようにしてあげましょう。

矯正治療を開始する時期

個人差はありますが、一般的には永久歯が生えそろう前(6~10歳くらい)に治療をはじめるのが最適とされています。乳歯から永久歯に代わっていく時期に検査や治療を始めれば、先の本格的な治療に向けて万全の準備ができます。抜歯をせずに矯正を行うためには、この時期に治療をスタートさせることがポイントになります。

子供の矯正は大人の歯列矯正とはやり方が異なり、舌のクセを治す装置や、あごを広げる装置を使って永久歯がきれいに生えてくるようサポートするような治療を行います。

平均費用目安

6歳ころから始める子供の矯正治療(第Ⅰ期治療といいます)は、あごの成長バランスをコントロールする治療です。そのため、費用は大人の治療の半分程度となることが多く20万~60万くらいとなるようです。13歳ころからはじめる本格矯正の場合は、装着する矯正器具や治療期間によって費用は大きく異なります。歯科によって料金の計算方法・支払方法が異なるので、装置代・通院ごとの処置料・治療費がそれぞれどのくらいになるのか、契約前によく確認しておくことも大切です。

また、Ⅰ期治療と本格矯正(第Ⅱ期治療)をセットで受診すると、治療費が割引となる制度を導入しているクリニックもあるようです。子供の歯の成長過程に沿ってトータルで診断してもらえるという意味でも、ぜひ活用したい制度です。

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治療期間

子供の矯正は、永久歯に生え変わる時期に行う「第Ⅰ期治療」と、あごの成長が終わった13歳くらいから行う「第Ⅱ期治療」の二つがあります。

第Ⅰ期治療の治療期間は、およそ10カ月~1年半程度、第Ⅱ期治療は、基本的に成人の矯正と同様で治療期間は1年半~2年半程度となります。